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ご挨拶

こんにちは。2022年11月1日に院長に就任しました中嶋宰大(ただひろ)です。

これまで福井県、石川県の病院を中心に勤務してきました。今までの勤務で培ってきた知識、経験をもとに、これから末永く地元福井・地域の皆様の健康のために尽力していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

 

私の家は福井で多い、両親共働きで祖母がいての3世帯同居でした。私は幼いころより祖母に面倒をみてもらいました。

そのためもあってか祖母の両膝はひどくO脚が進み、長年両膝の痛みに悩んでいた記憶があります。とうとう私が大学生になったときに両膝の人工関節の手術を決断しました。

これまでの膝の痛みが改善し脚がまっすぐになったことで喜んでいた祖母ですが、その数年後両大腿骨近位部骨折を立て続けに受傷し、その都度骨折の手術を受けました。それぞれの手術を決断するまでの逡巡、手術後のリハビリテーションの大変さを間近で見てきました。

私が整形外科医になったきっかけは家族が整形外科手術を受けたことです。祖母は天寿を全うしたと信じていますが、高齢になるにつれて生じる関節の痛みや骨折による苦痛をできるだけなくしてあげたい、今の私の診療方針の根底にあるものです。

 

整形外科医になってからは同時にリハビリテーション治療の大切さも痛感してきました。その思いから日本リハビリテーション医学会にも所属し、整形外科専門医とは別に認定リハビリテーション科専門医を取得しました。

高齢化社会では骨折による寝たきり予防が重要となっています。昔とは違い、骨粗鬆症治療は発達し、新しい薬も年々出ています。高齢者の骨折予防のため骨粗鬆症治療に力を入れております(当院は二次性骨折予防継続管理料3の施設基準を満たしております)。

最新の知識を吸収し、患者様に還元したいと思っております。

 

私も人の親となり、子供が怪我をしたとの一報が入った時の親御さんの心配を実感するようになりました。

怪我の中で、例えば骨折にもギプスやサポーターで治る骨折と手術をした方がいい骨折とがあります。

残念ながら手術を必要とする場合、近隣の高度医療機関と連携し迅速に対応してまいります。

幸い手術をしなくてもいい怪我も不安や心配を解消した上で納得・安心して治療を受けられるように丁寧な説明を心がけたいと思っております。

 

整形外科では手術は重要な治療法の一つですが、すべての患者様にとってベストかというとそうではありません。

お一人お一人の進学、仕事、生活、家族構成等を考えると手術をしない治療法(内服、注射、リハビリ等)がその方にとってベストとなることもあります。

また、長年悩んでこられた症状を相談してみたら解決に繋がったという方もたくさんおられます(例えば膝で通院されていた方が指のしびれを相談され診断、治療に至ったことも多々ございます)。

数ある治療法の中で最適なものを皆様と共に。どんな小さなことでもご相談ください。

よろしくお願いいたします。

 

 

2023年1月1日 院長 中嶋 宰大

略歴

福井県福井市生まれ

福井大学医学部 卒業

 

勤務歴

福井総合病院

金沢大学附属病院

市立敦賀病院

石川県立中央病院

浅ノ川総合病院

金沢済生会病院

金沢西病院

福井勝山総合病院

 

資格・所属学会

医学博士

日本整形外科学会 整形外科専門医

日本整形外科学会 認定リウマチ医

日本整形外科学会 認定スポーツ医

日本リハビリテーション医学会 認定リハビリテーション科専門医

日本リウマチ学会

日本手外科学会

日本骨粗鬆症学会

日本抗加齢医学会

日本マイクロサージャリー学会

 

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